物価が高騰している今、食費の節約は誰にとっても大きな課題です。
とはいえ「節約=質素で味気ない食事」だと思っていませんか?
実は、安くてもボリュームのある食材やレシピはたくさんあります。
前回の記事は私の趣向が強めな質素な食事紹介でしたので、今回はより万人が無理なく行える節約食材とボリュームのある節約レシピを紹介したいと思います!(その為、前回と比較して健康要素が少し落ちます笑)
※前回の記事はこちら↓

また、本記事ではさらに1ヶ月の節約額シミュレーションを紹介します。
最後まで読めば、今日から無理なく始められる節約術がわかります。
節約食材一覧
米・穀類(主食でしっかり満腹)
白米
節約生活の王様。5kgまとめ買いすれば1食あたりのコストは激安です。
炊いて冷凍保存すれば平日も時短で使えます。
節約ポイント
- 大袋で購入(10kgならさらに割安)
- まとめて炊いて小分け冷凍
もち麦
白米に混ぜて炊くことで、食物繊維と満腹感がUPします。
血糖値の急上昇も抑えられるので、ダイエット中にもおすすめ。
オートミール
お粥・チャーハン・パンケーキなど、アレンジ自在。
1食あたり30gでOKなのでコスパも最強クラス。
麺・粉もの(安くてアレンジ自由)
冷凍うどん
1玉20〜30円ほどで購入可能。
レンチンで簡単調理でき、スープや炒め物にも使えます。
そば(乾麺)
乾麺は長期保存できるので、非常食としても◎。
食物繊維やルチンなど健康効果も高いです。
小麦粉
お好み焼き、パンケーキ、クレープなどの主食代わりにも。
水と混ぜて揚げ物の衣にするなど、使い道多数。
野菜(安くて栄養満点)
もやし
節約野菜の代表格。炒め物、味噌汁、ナムルなど何でもOK。
購入したらすぐ調理するか冷凍保存しましょう。
キャベツ
丸ごと買えばかなり長持ち。サラダ、スープ、炒め物と万能です。
玉ねぎ
常温保存可能で日持ちも抜群。カレー、炒め物、スープなど、どんな料理にも合います。
にんじん
安価で栄養価が高く、冷蔵庫で長期保存可能。煮物や炒め物、味噌汁に最適。
冷凍ほうれん草
下処理済みなので時短にも。栄養補給に欠かせません。
タンパク源(安くて満足感あり)
豆腐
冷奴、湯豆腐、炒め物、味噌汁と万能。1丁50円前後で買える高コスパ食品。
納豆
発酵食品で腸活にも◎。ご飯のお供にもおかずにもなる節約優等生。
卵
ゆで卵、卵焼き、オムレツなどアレンジ無限。タンパク質・ビタミンが豊富。
鶏むね肉
低脂肪高タンパクで、価格も安定して安い。冷凍保存でストック可能。
鯖缶
味付け済みでそのまま食べられる。味噌煮、水煮など種類も豊富。
海藻・乾物
わかめ(乾燥)
水で戻すだけで使える。味噌汁やサラダに大活躍。
ひじき
煮物や炊き込みご飯に。カルシウムや鉄分補給にも◎。
春雨
スープ、サラダ、炒め物など幅広く使え、腹持ちも良い。
調味料&味変アイテム
味噌
日本の発酵パワーで腸活にも良い。味噌汁以外にも漬け込み料理に使えます。
醤油
和食の基本。煮物、炒め物、漬け込みなど用途無限。
ポン酢
野菜や肉の味付けに。サッパリ風味で飽きずに食べられます。
ごま油
少量で香りと満足感が出るので、節約中の料理に重宝。
節約レシピ例
① 豆腐と卵のとろとろ丼
材料(1人前)
- 豆腐 150g(約30円)
- 卵 1個(約25円)
- 玉ねぎ 1/4個(約10円)
- めんつゆ 大さじ1
作り方
- 玉ねぎを薄切りにして軽く炒める
- 豆腐を崩して加え、めんつゆで味付け
- 溶き卵を回し入れて軽く混ぜ、ご飯にのせる
→ 合計:約65円でタンパク質たっぷりの満足メニュー
② もやしと鶏むね肉の塩炒め
材料(2人前)
- もやし 1袋(約25円)
- 鶏むね肉 200g(約150円)
- 塩コショウ 少々
- ごま油 小さじ1
作り方
- 鶏むね肉を薄切りにして炒める
- もやしを加えて軽く炒め、塩コショウで味付け
- 最後にごま油で香りづけ
→ 1人前 約88円のヘルシー炒め物
③ 鯖缶と玉ねぎの味噌煮
材料(2人前)
- 鯖缶(水煮) 1缶(約120円)
- 玉ねぎ 1個(約40円)
- 味噌 大さじ1
- みりん 大さじ1
作り方
- 玉ねぎを薄切りにして鍋で軽く炒める
- 鯖缶を汁ごと入れ、味噌とみりんを加える
- 軽く煮込んで完成
→ 1人前 約80円でご飯が進むおかずに
節約額シミュレーション
では、実際にこの食材・レシピを使った場合の1ヶ月の食費を計算してみましょう。
1日の食費(例)
- 朝:オートミール+卵スープ → 約80円
- 昼:もやしと鶏むね肉の塩炒め+ご飯 → 約120円
- 夜:鯖缶と玉ねぎの味噌煮+豆腐味噌汁 → 約150円
→ 合計:約350円/日 - 1ヶ月(30日)の食費
350円 × 30日 = 約10,500円
※参考:節約で浮いたお金はどうする?
もし普段の食費が月3万円だとすると、この方法で約2万円の節約が可能です。年間で約25万の節約になります。
浮いたお金はそのまま貯金するのもいいですが、
- 投資信託
- 高配当株
- 外貨積立
などに回せば、将来の資産形成にもつながります。
まとめ
節約は「我慢」ではなく「工夫」です。
今回紹介した節約食材とボリュームのある節約レシピを組み合わせれば、美味しく・健康的に・お金も貯まる生活が実現します。今日の買い物から、ぜひ1つ取り入れてみてください。
コメント